私たちについて
目的― 職域の心の健康投資を拡大
産学官のステークホルダーが協力して職域の「心の健康」投資を拡大することで、人・組織の課題解決を推進することを目的とします。
主な活動― 普及啓発とサービスの質向上
普及啓発
参画するステークホルダーのナレッジやネットワークを持ち寄りコンテンツを開発
連携団体と協力した普及啓発
サービスの品質向上・活用促進
雇用主・アカデミア・サービス提供事業者間の対話とネットワーキング(エビデンス構築機会の創出)
「ウェルココ-心の健康サービス選択支援ツール-」の質の担保、認知拡大
「心の健康」とは ― 企業が取り組むべきテーマ
「心の健康」とは、人生のストレスに対処しながら、自らの能力を発揮し、よく学び、よく働き、コミュニティにも貢献できる精神的に満たされた状態です。(厚生労働白書 令和6年度)
従業員の個人的な問題ではなく、仕事や組織のパフォーマンスを上げるために、企業として取り組むべきものです。(経済産業省「心の健康」投資・実践ガイド 2025)
企業の実態 ― 「取組が進まない」
一方で、企業では以下のような課題があります。
・法令上の取組みに留まる
・心の不調は「個人の問題」と捉えられがち
・大事だと思うが予算が確保できない
・メリットや効果が見えにくい
・サービスの品質や選定基準が不透明
(出典:経済産業省 令和3年度ヘルスケアサービス社会実装事業)
その結果、「心の健康の取組が進まない」というギャップが生じています。
心の健康投資とは ― 未来への投資
心の健康投資とは、企業が従業員の心の健康のために行う取組であり、将来的に収益性や企業価値の向上をもたらす「人的資本への投資」と言えます。健康管理を超え、経営的視点から戦略的に実践するものです。(経済産業省「心の健康」投資・実践ガイド 2025)
心の健康投資によって
・「コスト」ではなく企業経営にプラスの価値をもたらす
・メンタル不調者対応にとどまらず、メンタルWell-beingの向上を通じて業績や従業員エンゲージメントを高める
・結果として、不調予防にもつながる
といった効果が期待できます。
このような背景から、産学官が協力して職域の心の健康投資を拡大するために、当法人は設立されました。
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