心の健康投資とは

働くすべての人にとって、心の健康がより重要な時代に

働く人の8割以上が、仕事や職業生活に強い不安、悩み、ストレスを感じていると言われています*1。人手不足、働き方の多様化、急速なデジタル化など、職場を取り巻く環境が大きく変化するなかで、従業員の心の健康は、企業にとって見過ごせない課題となっています。
*1 厚生労働省「令和5年労働安全衛生調査(実態調査)」

「心の健康」は、企業の未来への投資です

メンタルヘルス不調は、離職や業務パフォーマンス低下、再発リスクの高さなど、企業経営にも影響を及ぼします。一方で、心の健康に投資することで、従業員が安心して力を発揮できる職場が実現し、人材の確保や組織の活性化にもつながります。
心の健康への取り組みは、単なるコストではなく「人的資本への投資」であり、将来的に収益性や企業価値の向上をもたらすことが期待されます。

心の健康投資を広げ、質の高い取り組みへ

多くの企業では、ストレスチェックなどコンプライアンス上の取り組みに留まり、具体的な改善やサービスの選定を行う事業所の割合もまだ十分ではありません*2。そうしたギャップを埋めるため、産学官が連携し、「心の健康」投資の実践を支える情報基盤づくりが進められています。
企業が信頼できる情報に基づいて、適切なサービスを選び、自社の課題に応じて取り組める環境が求められています。
*2 厚生労働省「令和4年労働安全衛生調査(実態調査)」

まずは「実践ガイド」から始めてみませんか

心の健康投資をどう進めるか、その第一歩として、経済産業省が発行した「心の健康」投資・実践ガイドをご覧ください。経営者や人事、産業保健スタッフなど、さまざまな立場の方に向けて、考え方や進め方、事例などを分かりやすくまとめています。

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